すなわち、粉々にする爽快感とは何か?をゲームを制作するにあたって考えておく必要があります。
粉々にする爽快感とは?
粉々にする爽快感とは何か?という実現したいことに対して、粉々にして爽快感を生み出すにはどうしたらよいかという視点で考えてみました。さらに、粉々にして爽快感を生み出すにはどうしたらよいかという視点に対して、具体的にどうしたら良いのか具体例を挙げてみました。
その図が以下の図です。
その図が以下の図です。
図:粉々にする爽快感とは
粉々にする爽快感を生み出すには、以下の6つの視点があると思います。
粉々にして爽快感を生み出すにはどうしたらよいかという視点
- 派手に壊れる
- 大きなものが壊れる
- 形あるものが壊れる
- 音を出して壊れる
- エフェクトを発して壊れる
- 嫌なものが壊れる
1.派手に壊れる
ものが派手に壊れると、その派手さによって爽快感を抱きやすいと思います。
具体的には以下のような形で、派手に壊れると爽快感があると思います。
- ゆっくり壊れるよりも、勢いよくものが壊れる。
- 壊れるときに大量の破片(パーティクル)を生み出して壊れる。
- 壊れるときに、小さな破片のみならず、大きな破片の塊も飛んでいく。
毎回同じ派手さ加減で壊れると飽きてしまい、爽快感が減少してしまう可能性があります。そこで、特定の条件で派手さを変えるといった工夫をするのが良さそうです。(例:連続でブロックを壊すと派手に壊れるなど。)
2.大きなものが壊れる
大きなものが壊れると、その大きさゆえに爽快感を抱きやすいと思います。具体的には以下のような大きなものが壊れると爽快感があると思います。
- 比較対象として自分自身や壊すために使用する道具よりも、破壊する対象が非常に大きいもの
一般的なブロック崩しでは、破壊する対象のブロックのサイズは同じ大きさでかつ、破壊に使用するボールの数倍~十数倍程度の大きさのことが多いように思います。そのため、粉々ブロック崩しでは、それよりもさらに巨大な破壊対象を用意しても良さそうです。
また、すべてのブロックのサイズが同じ巨大なものだと、画面にメリハリが無く、破壊することに飽きてしまい、爽快感が失われる恐れがあります。したがって、巨大なブロックだけではなく、一般的な小さなブロックも用意すると良さそうです。
3.形あるものが壊れる
一般的なブロック崩しであれば、破壊する対象の形は長方形であることが一般的です。
そこで、長方形だけではなく、丸型や三角型、更には人型、建物型、モンスター型などの様々な形をした破壊する対象を用意することで、それを破壊することの爽快感が出ると考えられます。
そこで、爽快感を出すために、大きな破壊音や、ブロックを破壊した時に飛んで行ったパーティクルが様々な音を発したり、ブロック破壊時に様々な大量の音を発生させたりすることが考えられます。
4.音を出して壊れる
一般的なブロック崩しでは、ブロックを破壊するときの音は単調であることが一般的です。そこで、爽快感を出すために、大きな破壊音や、ブロックを破壊した時に飛んで行ったパーティクルが様々な音を発したり、ブロック破壊時に様々な大量の音を発生させたりすることが考えられます。
また、その時に発生する音は不快にならない音であることが重要です。
5.エフェクトを発して壊れる
ブロックが壊れるときに爽快感を与えるエフェクトを発生させるという手段もあります。
エフェクトとしては、強烈な光のエフェクトや鮮やかな光のエフェクト、きれいな光のエフェクトなどが考えられます。
6.嫌なものが壊れる
画面上に表示されていると不快に感じるものをブロック崩しの破壊対象に選択することで、それを破壊することで爽快感を与えるという手段もあります。
嫌なものとしては、怖いもの(例:怪物)や、不快感を与えるもの(例:画面を覆い隠すような目隠し)が考えられます。
まとめ
以上、粉々にすることによってどのように爽快感を与えるかを考えてみました。
爽快感を与えるための選択肢が明確になったので、粉々ブロック崩しとしてどのような手法を取り入れるのか、以上の選択肢を元に検討していきます。
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